「勉強嫌いな子どもに手を焼いている」「子どもが勉強が苦手なのが悩み」というお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか?とくにお母さんが多いのでは?
そう、お父さんは勉強やが学校の事は母親任せ、場合によっては「俺も子どもの頃は勉強しなかった。
子どもは遊ぶのが仕事。そのうち勝手にやるようになるから大丈夫大丈夫」なんて根拠のない楽観をする事も珍しくありません。「そのうち・・・」これがいちばんよくないです、勉強嫌いになってしまう一番の原因といっても過言ではありません。
解決策は勉強をする習慣をつけさせる、ということ。
自分の意思で机に向かえる子なんて、ごくごく少数。
おすすめの解決策は、机に向かうことをイベント化してみること。
たとえば、毎週家庭教師の先生がやってくる、ということが机に向かうきっかけになったりもします。
先生というよりも、お兄さん・お姉さんのような感覚で先生と付き合うことによって、モチベーションがアップするという話もあります。
↓参考記事
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勉強がわからなくなる悪循環
よっぽどの生まれつきながらの秀才は別ですが、それ以外の普通の子の場合は、勉強をサボる→わからなくなる→だんだん嫌いになる→ますますサボる→ますますわからなくなる→授業についていけなくなる→大嫌いになる→さっぱりわからなくなる、という悪循環に陥ります。
そう、「嫌い」になってしまってからでは遅いのです。
食べもの然り人然り、いちど嫌いになったものを好きにさせるのはかなり難しいことなのです。
「ってことは勉強好きにさせる方法はないの?」と思われたことでしょう。
でも大丈夫です。それは・・・
・子どもが勉強嫌いであることを認めている
・勉強嫌いであることをどうにかしたいと思っている
・子どもに勉強をして欲しいと思っている、勉強ができるようになって勉強の楽しさを知って欲しいと願っている
からです。
いちばんよくないのは子どもが勉強嫌いであること、勉強が苦手なことに無関心なこと、学校から持ち帰ってくるテストの成績や家庭訪問や面談などで先生からそれらの指摘を受けてもあまり気にしない、悩まない、「しょうがない」「そのうち・・・」と何の手も打たない、逆に学校や先生やなにかのせいにし責任を転嫁する、それがいちばんよくないのです。
子どもが勉強ができない、勉強嫌いなことで悩める親の子は必ず勉強が好きになります。
時間はかかってもいつか必ず好きになります。
子どもを勉強好きにさせる5つの方法
子どもを勉強好きにさせる方法は5つあります。
「え?5つもあるの?」としょっぱなからハードル高く感じられる方もいるかもしれません。でも考え方を変えてみてください。
たった5つで好きになるんです。好きになれば勉強にとりかからせることが簡単になります。
勉強をするようになれば、すこしづつ成績もあがります。成績がなかなかあがらなくても心配しなくて大丈夫。
嫌い、苦手、勉強したくない、しない、という状態からまず抜けることで親も、そして子ども自身の負担が減り精神的にだいぶ楽になります。
そう、「勉強しなさい」「はやく宿題をしなさい」「いつまで宿題やってるの」「なんでこんなかんたんな問題がわからないの」「なんでこんな成績なの」「学校に何しに行ってるの」と小言をいわなくて済む、先生から指摘を受け恥ずかしい思いをしたり落ち込む事もなくなる、何より子どももガミガミ言われず済みのびのびできることによってなにもかもが変わってきます、子どもの性格も明るく積極的になります。
いま子どもの性格や学校関係で何か悩みがある方は、それまで解決してしまうのでびっくりされることでしょう。
方法その1 「現状チェック」
まずどこがわらかないか、どこからつまづいたかをチェックします。
子どもがいつから勉強をしなくなったか、嫌いになったか、成績が落ち始めたかをまず振り返ります。親自身がいままで関心がなかったのでわからない、仕事などを持っていて忙しくわからなかったという場合でも大丈夫。
日常会話的にさりげなく子ども自身にさぐりをいれてみるのもアリです(ただ問い詰めるのはNGです。ますます勉強アレルギーがでてしまい、親子の会話を避けるきっかけにもなりがちなので要注意です)。
子どもが話そうとしない、子ども自身もわからないという場合は学校の担任に相談するのも手です。
面談のアポイントメントをとって嫌いという状況が「・いつから・どんな状況・どんな度合・(担任からみて)つまづいている点、気になる点は何か・他の子と比べてどうか」を教えていただくといいでしょう。
担任はいつでも必ず相談にのってくれます。子どもの様子を把握していますし(担任は学年ごとに変わりますが引継がされてます)。子どものことをよく知らない有名な塾講師や専門家のアドバイスより、毎日、そして親より長く接している担任の方が子どものことを良く知り理解しているものです。お金も時間もかからないのもいいですよね。
方法その2 「わからないところ、つまづいたところから再スタート」
塾にいれる必要も家庭教師をつける必要もありません、教科書やノートをとってある場合は、1のチェックでわかった子どもがわからなくなったところ、つまづいたところ・・・つまり「勉強が嫌いになったところ」に戻って復習をします。
無い場合は本屋に並んでいるドリルでOK。「復習をします」とは言わない方がいいです、それは子どもにとっては恥ずかしかったり、屈辱的ですらあったりするからです。
自分が子どもの立場になったら、と置き換えてみれば理解できるのではないでしょうか?子どもにもメンツがあります、プライドがあります、それを守るために「勉強が苦手」なのを「勉強が嫌い」とごまかし、メンツとプライドを保っていたりするのです。
なのでそこを壊さず「わぁ、ふるい教科書がでてきたよ!いまより字が大きいね」「ちょっとやってみる?」と、ふるいアルバムを見て懐かしんだんりゲームをする感覚でまずは取り組ませます。
正解したら「ピンポーン」とちょっと大げさ気味に褒めてあげてください。
子どもが照れたり無反応でも大丈夫、心の中ではちょっとだけ、いやかなりけっこう喜んでいるものです。
方法その3 「毎日5分でも1分でも1問でもとりあえず続ける」
すぐ好きにさせる、理解させる、成績をあげようとあせってはいけません。あせりは禁物、あせりがいちばんよくないのです。あせりは子どもに伝わります。
子どもはおとなが思っている以上に敏感でかしこいのです、ここでさらに拒否反応がでてしまったらチェックしたことも再スタートしたことも無駄になってしまいます。無駄にしたくないですよね?
ちょっとでも現状をよくしたい、勉強嫌い苦手地獄から抜けだしたいですよね?成績が上がってよろこぶ子どもの顔がみたくないですか?勉強がちょっとでもできるようになったことで性格まで変わって、いきいきと学校に通い友達からも一目置かれる・・・そんな子どもを想像するだけでうれしくなりませんか?
とにかく焦りは禁物です、わからなくなった、嫌いになった時期が長ければ長いほど長丁場になることは避けられません。
とにかく焦らず、一日一問でよいのです。継続は力なりです。
方法その4 「成果を子ども自身に実感させる」
一日一問でも続けると必ず現学年の勉強に追いつきます。その頃には子ども自身が勉強に向かう姿勢が大きく変わっています。
ゲームやテレビをダラダラ観て宿題になかなかとりかからない、宿題に手をつけず学校にもっていく、どうにかこうにか宿題を始めたとしてもわからずぐずったりイライラしたり逆に無気力になり・・・それをみて親もイライラしたりため息をついたりということはなくなっているはずです。
これがないだけで親子共ストレスがなく風通しがかなりよくなります。
学校で先生から褒められたり、友達から「すごいね」と言われることで子どもも自信がつき、苦手意識はなく、とくに好きというまでもいかなくても勉強が嫌いという状態からはひとつ抜け出しています。
もし「先生はとくに褒めたりしてくれない」「友達もなにもいってくれない」と子どもがしょげていても大丈夫、適度に作り話しをして褒めるのです。
「面談で先生がテストの成績があがって褒めてたよ」「問題をとくスピードがあがったって褒めてたよ」「字がきれいになったって」「授業に集中できてるってよろこんでたよ」など何でもいいので、差支えがない程度に子どもが喜びそうな、または親からみてできるようになった部分、よくなったと思う部分を「○○先生が言ってた」と置き換えるだけです。
子どもが担任に「褒めてくれたの?」と確認することはあまりないでしょう、もし確認してしまったとしてもそこはプロの教師、否定はしないでしょう。
もしそのあたりが不安でしたら担任とこまめに連絡を取り合い(面談や電話じゃなくても連絡帳や手紙、などの手段があります。
先生もなにかと忙しいですからとくに急を要さない場合は連絡帳や手紙を上手に活用した方がベターでしょう)連携して、子どもを伸ばすのです。
方法その5 「勉強はゲーム」
ここまできたら地固め的な意味でもワンランク上を目指す意味でも、塾に通わせたり、家庭教師をつけるのもいいです。
でも、もし親に余裕があるのら、親が自ら問題集をつくるなどのサポートをしてあげるのがよいでしょう。
子どもの得意な問題、苦手な問題をいちばんよく知っているのは親です。
つまづいているときは得意な問題を多めにし、順調なときはちょっと難しい問題を混ぜる。
絶好調なときは難しい問題ばかり、というのもアリでしょう。
子どもが好きなアニメ、ゲームの設定によくあるヒーローが敵を倒す、あの感覚を子どもにリアルに体験させるのです。そう、バーチャルですね。
難しい問題はボス(その時その時での重要で倒さないと前にすすめない敵)、ラスボス(最後の敵)です。「やっつけちゃえ」とけしかけるのです。
倒したら(=正解できたら)褒め称える、もし倒せなかった(=解けなかった、間違えた)としても「ザンネンッ、惜しかったね。またリベンジだね」と励ます、励ますときはあまり深刻にならずかといって大げさにもならず、サラッと流すのがミソ。
子どもがゲームをやっているとき、また一緒にやっているときいちいち負けたからといってへこんだり、大げさに励ましあうことはあまりないですよね?
さっさとリセットして気持ちを切り替える・・・というか子どもは楽しいことなら勝手に切り替わりができます。大丈夫、子どもはもう勉強嫌いじゃない、ちょっぴり好きになっているから切り替えられます。
東大生の多くがいいます「勉強はゲーム」だと。そう、ゲームなのです。
例えれば主人公が成功や失敗の経験を嫌というほど重ねちょっづつレベルアップして最終的にはクリアするRPGゲーム。
親子でその「ゲーム」を楽しんでしまうのです。なんでも楽しんだものの勝ち、です。
家庭内で教育をすることが難しい場合は、塾・家庭教師・アプリを活用
これらのことを家庭でお父さん・お母さんで行うのは、難しいかもしれません。
また、それだけの時間が取れない。やってみたけれど、うまくいかない、などなど。
親子関係の中で勉強を教えることのデメリットは、関係が近すぎるので、ついつい親がイライラしてしまう、もしくは子どもが親に甘えてサボってしまう、ことが考えられます。
そんな場合は、塾や家庭教師などを検討してみて下さい。
子どもの勉強は、相性が非常に大切で、学校の雰囲気や先生との相性が合う子/合わない子がいます。
そんな場合でも、例えば、塾に行ったら伸び伸びと勉強をしている、とか、家庭教師の先生をお願いしたら、毎週先生が来るのを楽しみにしている、などという声もよく聞きます。
大切なのは、お子さんと相性のよい勉強方法を見つけてあげることです。
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